真冬のバイクツーリングで欲しいアイテムといえば、やはり電熱装備だろう。
今では電熱ジャケットや電熱グローブの他にも、電熱のインナーパンツなどもあり電熱装備により真冬ツーリングの痛さも軽減される。
わたしも、RSタイチの電熱インナージャケットと電熱グローブを愛用している。
RSタイチの電熱装備は間違いない商品だ。
しかし、問題なのは価格。
電熱インナージャケットは19,800円となっている。
サンコーの「電熱ヒータージャケット」は現在4,000円で販売されていてコスパは抜群。
是非ともバイクで使えるのか試したくなった。
サンコー 電熱ヒータージャケットの特徴
手持ちのモバイルバッテリーを使って使用するものとなっています。
専用バッテリーより使いやすいのでありがたい。
RSタイチは専用バッテリー・専用充電器で別売りなんです。
手洗いできる:洗濯機は使えませんが手洗いできます。
3段階温度調整:「強」「中」「弱」の3段階の温度調整ができます。
3種類のサイズ:「M」「L」「XL」の3サイズがあります。
1年保証:1年の保証があります。日本の会社なので問い合わせもスムーズです。
サンコー 電熱ヒータージャケットの外観と仕様
外箱が無地。
箱だけ見ると何の商品買ったかも全く分からない。
あまりこういう箱を見たことないのでアップしてみました。
中身もシンプル。
電熱ジャケットと説明書が1枚となっています。
電熱ヒータージャケットの外観
ぱっと見、ユニクロの大人気商品ウルトラライトダウンジャケットに似ている。
ファスナー類も普通のファスナーとなっている。
左右ポケットは風が入ってこないようになっている。
このジャケットの一番の特徴はこちらの脇から肘にかけてファスナーがありベンチレーションがついていること。
暑さ調整ができるようになっている。
使うかどうかは別として、こういう装備はあると嬉しい。
電熱ジャケットには珍しく電源ボタンは裏側に装備されている。
ぱっと見、電熱ジャケットに見えないのはそのためかもしれない。
電源ボタンの下の方、内ポケットにモバイルバッテリーの収納部分があります。
ここにUSBケーブルがありモバイルバッテリーに接続できるようになっています。
USBの種類はUSB-Aタイプ(標準的なUSB)です。
ポケットは深いので大型のモバイルバッテリーでも収納可能です。
電源ボタンで温度調整できます。
電源をONにしてから、「電源ボタン」を押すごとに、強→中→弱→強→中→弱→・・・と切り替えることができます。
電源を切るには、電源が入った状態で3秒以上電源ボタンを押すと電源が切れます。
電熱ヒータージャケットの仕様
サイズ | M:着丈67,肩幅45,胸囲102,袖丈63,袖口28(cm) L:着丈69,肩幅46,胸囲107,袖丈64.5,袖口29(cm) XL:着丈71,肩幅47,胸囲112,袖丈66,袖口30(cm) |
重量 | M:約525g L:約550g XL:約580g |
素材 | 本体:100%ポリエステル 中わた:100%ポリエステル |
電源 | USB(タイプA)より給電 |
最大 消費電力 | 強:8W 中:6W 弱:5W |
温度 | ヒーター温度:強約55℃,中約52℃,弱約36℃ |
推奨 モバイルバッテリー | 2A以上出力のモバイルバッテリー |
電熱ヒータージャケットの試着
わたしの身長は173cm、体重は71kgです。
長さとかはピッタリです。
ただ少しふっくらしている感があります。
こういうジャケットって密着している方が温かいんですよね。
丈の長さもいい具合です。
普段着には丁度いい大きさでした。
バイクで使ってみた
隼に乗るときにアウターで使ってみました。
前かがみのバイクになるので、袖口が上にあがってブローブとの間が寒かった。
後ろの丈とかは問題がありませんでした。
スクーターに乗るには袖口が上にあがることはありませんでした。
前のチャックから風が入ってきて寒かったです。
バイクに乗る時のアウターとしては適していません。
インナーとしても使ってみましたが、脇あたりに余裕があるせいか、上にバイク用のウェアを着ると袖口が上がってきました。
残念ながらバイクに乗るウェアとしては適していませんでした。
モバイルバッテリーを装着した状態でも走行してみましたが、モバイルバッテリーはほとんど気になりませんでした。
まとめ
サンコーの「電熱ヒータージャケット」は、服自体がとても暖かかった。
それでも寒いと感じたときに電源をいれて、さらに暖かくするという使い方が良さそうです。
電熱の場所が首の後ろと、背中の上に入っているようです。
わたしは腰痛持ちなので、前は胸のあたり、後ろは腰のあたりにあればとても嬉しいです。
わたしが使用した感じだと、春秋にいいように思いました。
ちょっと肌寒い日に電熱を利用するという使い方です。