自動車メーカーや、オートバックス、イエローハットで交換は可能ですが、値段がとても高い。
大抵の場合、2万円オーバーとなります。
自分で交換するとバッテリー代金のみとなるので8,000円以内で収まります。
しかし問題はどのバッテリーを選んだらいいのか分からないことです。
アルトラパンのバッテリーは、アイドリングストップ車もあり搭載バッテリーの種類も多くてどれを選んだらいいのか分からない人も多いはず。
簡単に自分で購入できるように解説していきます。
バッテリーの交換時期
GS ユアサのホームページでバッテリーの製品保証は、
- アイドリングストップ車:24ヶ月または4万km
- 充電制御車・通常車:36ヶ月または10万km
となっています。
バッテリー交換時期の目安となります。
あくまで保証の期間なので、実際には3年〜4年は持つことがほとんど。
今どきのバッテリーの特徴は、エンジンのかかりが悪くなったり、パワーウィンドウの動きが遅くなったりすることは少なく、限界まで性能を発揮します。
今回のラパンの場合は、エンジンをかけるとアイドリングストップOFFランプが点滅して、アイドリングストップしなくなりました。
ネットで調べてみるとバッテリーの劣化がほとんどだと分かったことと、前回バッテリーを交換してから4年以上経過していることから、新しいバッテリーを購入することにしました。
車検証の確認
自分の車に適したバッテリーを調べるには車検証を見る必要があります。
見るポイントは、「年式」と「車両型式」となります。
スズキ・アルトラパン バッテリー早見表
年式・車両型式が同じでも特殊仕様車やオプション設定等により標準バッテリーではないバッテリーが搭載されている場合があります。
ボンネットを開けて、実際に搭載されているバッテリー形式の確認をオススメします。
年式 | 車両型式 | 標準バッテリー | 仕様 | |
HE33S | 2015年6月以降 | DBA-HE33S | K-42R | アイドリングストップ車 |
38B19R | 充電制御車 | |||
HE22S | 2012年10月〜2015年6月 | DBA-HE22S | M-42 | アイドリングストップ車 |
2008年11月〜2015年6月 | 38B20L | 充電制御車 | ||
2008年11月〜2010年8月 | CBA-HE22S | |||
HE21S | 2004年4月〜2008年11月 | CBA-HE21S | 28B17L/38B20L | |
ABA-HE21S | 38B20L | |||
2002年10月〜2007年5月 | TA-HE21S | 38B20L | ||
2002年9月〜2004年4月 | UA-HE21S | 28B17L/38B20L | ||
2002年1月〜2004年4月 | LA-HE21S | 28B17L/38B20L |
自分で購入する時に、特に気をつけてほしいポイントが最後の文字「L」か「R」。
これを間違えて購入してしまうと端子が逆になるので取り付けられません。
交換バッテリー
PanasonicとGS ユアサのバッテリーを紹介します。
Panasonicは大きくバッテリー形式が違います。
ネットではPanasonicバッテリーの方が購入しやすくなっています。
K-42R
38B19R
M-42
38B20L
28B17L
バッテリー交換作業
スパナが使えられれば交換が可能です。
気をつけるのはバッテリー端子を外す手順と取り付ける手順
外す時はマイナス(黒色)端子から
取り付ける時はプラス(赤色)端子から
これさえ気をつけていれば大丈夫です。
メモリーバックアップを使用すると、時計やオーディオ、コンピュータなどがリセットされません。
バッテリーの交換方法についてはこちらの記事が参考になります。
バッテリーの廃棄について
バッテリー廃棄はバッテリーを販売しているお店や、自動車メーカーなら引き取ってもらえることが多いです。
理由は売れるから。
交換されたバッテリーはまとめて買い取ってもらっています。
いらないバッテリーを持っていって、「引き取ってもらえますか?」と聞いてみてください。
大抵の場合、よろこんで引き取ってもらえます。
まとめ
ラパンのバッテリーは自分で交換すると8,000円くらいで交換が可能。
ラパンのバッテリーは交換しやすい位置にあるので、割と交換が簡単な車です。
作業時間も15分〜30分くらい。
ネジを取り外して、落とさなければ作業できます。
なくしてしまってもホームセンターですぐに購入可能です。