どうも!いっしーです。
皆さん「SHOW ROOM」というインターネットサービスをご存知でしょうか?
わたしはIT系の会社に勤めていて、インターネットサービスについてもかなり情報収集している方だと自負していますが、「SHOW ROOM」については全く知りませんでした。
もちろんこの会社社長の前田裕二さんのことも全く知りませんでした。
目次
なぜこの本を手に取ったのか?
それは偶然の出会いでした。
ホリエモンの本「多動力」を読みたくてAmazonで探していました。
サラリーマンブロガーにも読んでもらいたい!ホリエモンの「多動力」を読んだので感想
「多動力」を選ぶと、「よく一緒に購入されている商品」の中に「人生の勝算」がありました。
そして何となく「人生の勝算」のあらすじを読んでみることに
すると、「SNSの次の潮流」だとか、「仮想ライブ空間」だとか、「人生とビジネスの本質」だとかの言葉があり、わたしの心を揺らすには十分すぎる内容でした。
ほんと、たまたま出会った本でした。
気づくと、本の値段も見ずにポチってました。
SHOWROOMには全く興味がわかなかった
前田さんの幼少期の話から始まります。
そこで前田さんは「人は絆にお金を払う」ということを学んだそうです。
第2章でSHOWROOMの話になりますが、ここら辺りでもまだSHOWROOMに興味がでませんでした。
わたしがこの本に引き込まれていったのは第3章から
前田さんはDeNAなどのIT系も就職に考えたこともありましたが、就職したのは外資系投資銀行のUBS証券だった。
しかし、DeNAとの出会いは無駄にはならず後々SHOWROOMサービスを作るきっかけになった。
一人の力では地球は動かせない
ここで働く上で最も大事なことは「人に好かれること」について書かれている。
人に好かれるために必要なのは、人を好きになること。
人に好かれないとチームはできない
数値でイメージするなら、一人で到達できるのは、1まで。でも、チームを育てて、みんなの力を掛け合わせていけば、1を、2にも10にも、100にもできる。俺は1以上の世界をみたい
その通りだと思います。わたしも絶えずチームを育てることを考えてます。
仲間を増やせば会社全体だって動かせるかもしれない
僕らは、ビジネスという団体競技をやっている。より大きなスケールでビジネスを成功させ、高いステージに到達するには、組織を強くする必要がある。
感動しました。
わたしも分かっているつもりでしが、活字の力はすごいです。
前田さんも心が揺さぶられたそうですが、わたしも心が揺さぶられました。
コミュニケーションが大切
営業で勝つためには、相手のニーズを徹底して探ることが必要です。
その通りですね。
相手のニーズを探るには机上では探れません。
実際に会って話すことが重要なのは変わりません。
ビジネスの世界では優れたスキルや高度な情報を持っているだけの人はそれほど重宝されません。なぜなら、競争の激しい業界ほどハードスキルに優れた人はいっぱいいて、往々にして代替可能だからです。
多少、能力やキャリヤで劣っても、純粋に好かれる人が勝つことを、証券会社時代に学びました。・・・省略・・・
ビジネスの世界では、突き詰めると、ハード面の能力だけで自分を差別化することはできません。
わたしも競争の激しいIT業界で仕事しているのでとてもよく分かります。
自分に照らし合わせてみると全くその通りと思いました。
わたしも若い頃にお客様の会社に入って仕事をしていました。その時にすごく気に入られて転職しないか?とまで言われたこともありました。
実際には転職はしませんでしたが、それから数十年たった今でもその会社とは良好な関係で仕事させてもらっています。
能力面や情報量でアピールしている同僚もいますが、上には上がいるのでそれは大したアピールにはなりません。
やはり必要なのは人当たりのセンスを身につけることが大きな差別化につながるのです。
モチベーションが大切
モチベーションはあらゆる仕事術に勝ります。
ビジネスの専門知識や、会計処理能力、語学力、どれもビジネスパーソンの武器にはなると思いますが、「やる気」はすべてを超越し得ます。
モチベーションはすごく大切なことです。
わたしは部下のモチベーションアップにはすごく気を使ってます。
しかし中には上司にとって何気ない一言が部下のモチベーションを下げることが多く見受けられます。
これは絶対にしてはいけないことだと思っています。
わたしの会社はスーツで出社している人が多いのですが、私服でくることでモチベーションがあがるのであれば私服で出社しても全然いいと思っています。
わたしが今仕事で来ているAmazonなんてスーツの人なんて一人も見かけません。
堅苦しいスーツがモチベーションを下げる要因になることが分かっている会社なんですよね。
自分の進む道は、現時点では少なくともこれで間違いないと言える、信じきれる、というところまで見極め作業を徹底すれば、モチベーションは身体から湧いてきます。
今まさに、わたしがこの状態です。
約2年かけて見極め作業をしてきました。今が実行に移す時です。
わたしのこの仕事に対するモチベーションはすごく高いです。
なんとてしも成功させます!
人の心は弱く、どれだけ他人が羨むような状況にあったとしても、得てして、隣の芝生が青く見えてしまうものです。
モチベーションを高く継続するのは難しいことです。しかし、この言葉を胸に刻んで結果をだしたいと思います。
何もチャレンジせずにだらだらと毎日を送る生活が嫌なのです。
絶えず何かにチャレンジしていたい!
スティーブ・ジョブスも、毎朝、鏡に映る自分に問うていたといいます。「お前が今日やろうとしていることは、今日が最後の日だとしても、やるべきことなのか?」と。
SHOWROOM起業
前田さんはDeNAに転職しSHOWROOMを起業するまでの話です。
最初のころはSHOWROOMには全く興味がもてませんでしたが、ここにきてようやく「SHOWROOMも面白そうだな」を感じられるようになりました。
大変な努力をしてSHOWROOMを立ち上げていますが、こんな大手の起業でもわたしが働いているのと同じ環境に置き換えて読みすすめました。
やはり、システムのバグを出してお客様に謝ることはあるし、開発者のモチベーションを下げてしまうこともあるんですね。
ここまでくると、SHOWROOMについての話もとても面白かった。
SHOWROOMの未来
今の世のかなを席巻しているのは、間違いなくFacebookやInstagram、TwitterなどのSNSサービスです。
前田さんも言ってますが、次に来るのは間違いなくストリーミング配信だとわたしも思っています。
その証拠にテレビはどんどん見る時間が減り、そのかわりにAbemaTVやNetflix、Amazonプライムなどを見る時間は増えています。
わたしはどうしてこの様な現象になっているかは調べることもしませんが、間違いなく世界は進んでいます。
是非とも日本からも世界に通用できるサービスを生み出してほしいです。
やはり新しいサービスを生み出すには情報が必要です。
その情報が田舎は少ないのです。
確かにプログラム開発したりということはインターネットの発達により全く問題ないレベルまで来ていますが、まだまだ都会で得られる情報は多いです。
「多動力」にも書かれていましたが、多種多様な情報を得ないと新しいサービスを作ることは難しいのです。
さいごに
感動しました。
この本はとても良かったです。
しかしこの本の良さを、まだまだわたしは伝えきられていないと思います。
是非皆さんも読んでみてください。
わたしも思いやりの心を忘れずに、また明日から頑張ろうという気持ちになりました。