どうも!最近ミステリー小説にすっかりはまっているいっしーです。
たまに読むと面白いですねー
学生の頃はこの手の小説をよく読んでましたが、働きだしてからは読む本といえば技術書ばかりになってしまってました。
そんなミステリー小説ですが、面白すぎて2冊続けて読んじゃいました。
今回紹介する「時限病棟」は前回レビューした、「仮面病棟」の続編となっています。
いや正式には続編というのはどこにも書いてないのだが、仮面病棟を読んでからの方がこの小説は楽しめます。
仮面病棟を読んだレビューはこちら▼
あらすじ
今回の主人公は女性、倉田梓(くらた あずさ)。
梓は目が覚めると病院で点滴をうけていた。
なんとこの病院が、仮面病棟と同じ田所病院だった。
なぜ田所病院に?監禁された男女5人が、拉致された理由を探る・・・
探っているうちに何とこの5人には共通点が!
タイムリミットは6時間、ピエロからのクイズを解いて無事に田所病院から脱出できるのか?
さっそく、レビューしていきますが、時限病棟のみならず仮面病棟についてもネタバレを少しするので、それが嫌な方はここでやめといた方がいいですよ(^^;
序盤のおもしろさ
期限がある
仮面病棟でも期限はあった。
しかしそれは朝までという大ざっぱなものだった。
今回はきっちり6時間となっていて、刻一刻と期限が迫ってくる。
その時間との戦いも面白さに一役買っている。
ピエロがやっぱり怖い
仮面病棟に引き続き、ピエロが登場する。
今回のピエロは田所病院に描かれている絵である。
そのピエロの絵がめっちゃ怖いんです。
なぜピエロがヒントをくれるのか?
それは真犯人を突き止めるために真犯人が仕組んだ罠だった。
中盤のおもしろさ
中盤で全員に一致点が見つかる。
それは芝本先生の関係者だということだ!
同僚だったり、奥さんだったり、一緒に手術した仲間だったり。
リアル脱出ゲームが好きな芝本先生を慕っている女性だったり。
犯人は芝本先生が自殺するのはおかしい?と思っている人物だった。
終盤のおもしろさ
終わりに近づくにつれ、どんどん仮面病棟とつながってくる。
そして、まだ田所病院には隠された秘密があったのだ!
その秘密とは?そして真犯人の本当の姿とは?
最後まで一気に楽しませてくれます。
まとめ
仮面病棟のような最後に大どんでん返しというわけではなく、物語の途中途中でどんでん返しがあるスリルとサスペンス。
そして圧倒的なスピード感!
本当にこんなこと可能なのか?と思わせる展開!
医療ミステリーの傑作だと思います。
映画化かドラマにいつでもできそうです。
医療関係者にもオススメしたい、医療ミステリー小説となっています。
面白いので是非!!