チェーンはこまめにメンテナンスするだけでメリットがたくさん
- チェーンの寿命が延びる
- バイクを移動しやすい
- 見た目がキレイ
- 燃費がよくなる
- 音が静か
できるだけメンテナンスしたいものです。
チェーンのメンテナンスは作業時間をかければかけるほどキレイになりますが、時間がなくても15分くらいで簡単に作業することもできます。
忙しい時や、天気などによって上手に作業するようにしましょう。
隼のチェーンは530というごっついチェーンなので、特にメンテナンスが重要です。
チェーンメンテナンスの頻度
500kmごとまたは1ヶ月に1回が目安となります。
雨の中を走った時や、冬場の凍結防止剤がまかれている時などに走った後はチェーンが錆びるのが早いです。
こういう後は早めにメンテナンスするようにしましょう。
また、走らなくてもチェーンは錆びます。
走ってないからといって放置はせずに、1ヶ月に1回はメンテナンスするようにしましょう。
チェーン清掃と注油に必要なもの
隼はとにかく重たいバイクなので、チェーンの清掃にもそれなりの道具が必要になります。
チェーンオイルとクリーナー
チェーンオイルとクリーナーのセット品がお得です。
チェーンデグリーザー
わたしはいつもチェーンクリーナー2つを使っています。
まずはこちらのチェーンデグリーザーでキレイにしてから、セットのチェーンクリーナーを使ってます。
こちらのチェーンクリーナーには防錆剤も入っています。
バイク洗車とチェーンメンテナンスを一緒にするときにも、まずはこちらのチェーンクリーナーを吹き付けておいてから洗車するようにしています。
そうすることで洗車時のサビ防止にもなります。
チェーンブラシ
チェーンを効率よく清掃するならかかせません。
ペーパータオルとタオル
タオルは2枚を使い分けています。
- チェーン清掃用のペーパータオル
- 清掃仕上げ用と注油後に使う、使い古しのフェイスタオル
チェーンクリーナーでチェーンの清掃にペーパータオルを使います。
すぐに真っ黒になるので捨てられるものがいいです。
清掃仕上げ用と注油後のチェーンをふくのにフェイスタオルを使います。
フェイスタオルは使い古しのもので構いません。
グローブ
チェーンの油が手につくと汚れがなかなか落ちません。
使い捨てのグローブがあれば便利です。
フロントホイールクランプ
リヤスタンドを入れるまえに使用します。
フロントホイールクランプなしでリヤスタンドを入れるとなるとバイクを転倒させてしまう危険性があります。
フロントホイールクランプはオイル交換時にも役に立つので購入がオススメです。
リヤスタンド
リヤタイヤを浮かせてチェーンメンテナンスするために使用します。
これがないとチェーンのメンテナンスはできません。
こちらのリヤスタンドはU字フックタイプとなります。
このタイプは脱落することがないので安全に使用することができます。
U字フックタイプのリヤスタンドを隼で使うには「スタンドフック」が必要になります。
チェーンの清掃と注油
作業時間は約60分です。(キレイにしようと思えば思うほど時間は延びます)
- チェーンデグリーザーをチェーンに吹きかけます
- チェーンブラシで洗います
- チェーンデグリーザとペーパータオルで拭きます
- チェーンクリーナーをタオルに吹き付けて、タオルでチェーンで拭きます
- チェーンの周りを養生します
- チェーンオイルをチェーンに吹きかけます
- タオルでチェーンを拭きます
チェーンデグリーザーをチェーンに吹きかけます
タイヤを回しながらチェーンデグリーザーをまんべんなくチェーンに吹きかけます。
チェーンブラシで洗います
チェーンブラシでチェーンを洗いますが力の入れすぎには注意してください。
チェーンデグリーザーとペーパータオルで拭きます
汚れがしつこいところはさらにチェーンデグリーザーを吹き付けながら、ペーパータオルで拭いていきます。
チェーンクリーナーをタオルに吹き付けて、タオルでチェーンで拭きます
チェーンクリーナーをチェーンに直接吹き付けてしまうと、チェーンの周りにも飛び散ってバイクが汚れてしまいます。
ここはクリーナーの仕上げの段階なので、チェーンクリーナーはタオルに吹き付けて、そのタオルを左手に持ってチェーンに巻いて、右手でタイヤを回して清掃します。
チェーンの周りを養生します
ペーパータオルとガムテープを使ってチェーンオイルが飛散しないように養生します。
チェーンオイルをチェーンに吹きかけます
左手にチェーンオイル、右手がタイヤが回せるようにします。
奥のリンクに1周、手前のリンクに1周、右手でタイヤを回しながら注油します。
タオルでチェーンを拭きます
最後にタオルでチェーンを拭きます。
ここでチェーンの周りについているオイルは不要なものです。
左手にタオル、右手でタイヤを回しながら拭き取りましょう。
短時間でチェーンの清掃と注油を終わらせたい場合
チェーンの清掃と注油はしたいけど時間が無い時の時短コースです。
作業時間約15分。
- チェーンクリーナーをタオルに吹き付けて、タオルでチェーンで拭きます
- チェーンの周りを養生します
- チェーンオイルをチェーンに吹きかけます
- タオルでチェーンを拭きます
チェーンオイルの飛散を少なくしたい場合
注油した後すぐに走らないこと
注油してすぐに走るとどうしてもオイルが飛び散ってしまいます。
できれば、走る前日までにチェーンの清掃と注油を行っておくようにしましょう。
ドライタイプのチェーンオイルを利用する
このドライタイプのチェーンオイルを使ったことがあります。
チェーンの汚れが激減します。
ドライタイプのものは少しメンテナンスを怠るとすぐにチェーンが錆びてしまいます。
まとめ
チェーンのメンテナンスは細かくすることでメリットがたくさん。
ただし、リヤタイヤを浮かせるのはリスクが高いので、フロントホイールクランプを併用しましょう。