生まれも育ちも高知県人のいっしーです。
わたしも20年位前には少しの間だが日吉(神奈川県)に住んで東京(渋谷)で働いてたことがあります。
都会で住んだのはこれが今のところ最初で最後です。
目次
都会の暮らしは楽しかった
田舎者でしたが3ヶ月も住めば、標準語でしゃべるようになり、電車に乗るのも慣れてきてどこへでも行けるようになりました。
都会の仕事はめちゃめちゃ大変でしたが、それでも面白かったです。
若かったので遊びに行きすぎて月末はいつも金欠病だった。
高知に帰ることになりました
東京で勤めてた会社の都合により、高知に帰ることになりました。そして、今の会社に帰って来ることに。
もちろん最初からそんなに忙しいわけではないので、ボーとしてる時間も多かった。
実家に帰ったこともあり、ご飯や洗濯などもしなくてよくなり、ますます自分の時間は増えていった。
ゆっくり時間が流れている
自分の時間が増えたこともありますが、ゆっくり時間が流れている錯覚におちいりました。もう随分前のことなのだが、そう感じたことは今でも鮮明に憶えてます。
高知では車通勤なので、通勤で人のペースに合わせることないし、ご飯食べに行ってもそんなに並ばなくていいからゆっくり行くし、すべてがスローペースでちょうどいいんです。
何年かはもう一度東京で働いてみたいなと思っていましたがいつしか思わなくなっていました。
でも再び今の会社でも関東圏のお客様の仕事が増えていき、毎週関東に出張するということを4年間くらいしましたが、不思議と出張に行くのは全然苦ではなく、むしろ先陣をきって行ってました。あの時、関東圏で仕事していたのがすごく役立ちました。
そして今、同じように感じている社員がいる
3年間都会で仕事していた社員(職種はプログラマー)が会社に帰ってきました。
わたしが帰ってきたのと同じ頃のように感じてる社員がいます。会社としてはもちろん都会で培ってきた技術力を思う存分に発揮して欲しいところだが、うちの会社を退職してもう一度チャレンジしたいという。
わたしとしてはスゴくその気持が分かる。
しかし、別の考え方はできないものだろうか?
このインターネットが使える時代なんだから他のスタイルは取れないものだろうか?
どうせ就職するんだったら今の会社でもできることはないのだろうか?
あの時とは今は違う、やり方はいくらでもある。
田舎にくる流れもあるじゃないか
高知でよく話題にあがるのは、プロブロガーのイケダハヤトさんですね。「まだ東京で消耗してるの?」というブログを書かれてますが、高知に引っ越してきてさらに事業を拡大しています。
ブログやtwitterでも田舎がいいということを発信し続けています。
いやー、ほんと、限界集落に越してきてよかった。コンテンツ作りまくれます。
— イケダハヤト (@IHayato) April 11, 2016
高知に越してからビデオチャットメインになったので、打ち合わせがすごい捗る。今日はほんとうに5分で終わりました(初対面の方)。こういうスピード感は遠隔ならでは。名刺交換なしで、要件のみ話せる。移動時間かけちゃうと、「せっかく会ったから…」とダラダラしちゃうんですよね。
— イケダハヤト (@IHayato) April 11, 2016
ちょっと極端ですが、イケダハヤトさんの周りにも人が集まりきつつあり、都会から田舎にくる流れもあります。
今の自分の技術だけで勝負するならやめたほうがいい
今の自分の技術で仕事するなら年収がいくらアップしそうだとかいうことでチャレンジはしてほしくない。
まあこの方法でも2,3年は大丈夫かも知れませんが・・・
絶えず技術は変化する。自分も変化しトップランナーでいつづける自信があって、それにチャレンジするのであれば是非とも応援したい。
また副業の問題になるのか?
ここでまた副業の問題が浮上する。この社員には少しでもうちの会社で頑張って欲しいと思っている。
出勤日数を例えば2日に決めて、他の日は出社せずに副業してはどうか?
家事や子育てだから出勤日数を調整できるのも、副業するのに出勤日数を調整できるのも同じことだ。
システム開発会社ならリモートワークも認められている会社も沢山ある。そういう現代にあったスタイルを模索してもらいたい。
それを会社に認めさせることで、有能な社員の流出を防ぐことにもつながっていくはずだ。
まとめ
わたしもあの時、時間の流れるのが遅く感じた。しかし今はインターネットがあって情報量は十分ある、あの時とはちがうのだ。インターネットがあるからリモートワークも可能になっている。もし技術で勝負するならあの時とは違う方法があるので、ぜひもう少し視野を広げてほしいものだ。