マネージャにオススメの本
この本を最後まで読んでみるとマネージャー向けに書かれた本だとわかる。
マネージャーの人だけが読む本といえばそんなこともない、ブログを書いている人にも超有名な本なので、マネージャーじゃない人が読んでもとても参考になる本です。
目次
ストレングス・ファインダーで何がわかるか
この本の特徴に「ストレングス・ファインダー」というものがある。
ストレングス・ファインダーで何がわかるかというと、「強みになりうる最もすぐれた潜在能力の源泉を見つける」ことだ。
強みになりうる三四の資質から自分にあった5つの資質をプロファイリングしてくれる。
ストレングス・ファインダーに興味がある人は、本を購入してまず診断を行ってもいい。
本の順番でいうと真ん中より少し前で行う順番になっているが、初めにやっても何の問題もありません。
マネージャの特徴
ほとんどのマネージャーは一人ひとり個性が違うということを認識しているし、同じ人がいないことの普通だということも認識している。
個々の相違点を見極めるのが苦手
このマネージャは<個別化>という資質にかけていたたため、個々の相違点を見きわめるのは苦手だったので、その弱点を取り繕うはせず、人事のスペシャリストを雇い、そのスペシャリストから部下一人ひとりの個性を知るための助言を得ていた。
これはまさしくわたしに該当している、わたしのストレングス・ファインダー診断の資質に<個別化>はなかった。わたしが急ぐべきことが、<個別化>をもった社員を発見することが分かった。
マネージャーは才能を表現することばを知らなければならない
彼らに最高のものを望み、時間をかけても彼らの人となりを知ろうとするマネージャーが不可欠である。
だからこそ、マネージャーは才能を表現する言葉を知らなければならないのである。
書いてることはすごくわかる。従業員を知るうえで、適切な言葉が必要だ。
その言葉を定義する上でもこの本はとても役に立つ。
コンピュータ・プログラマーに必要な才能
順序づけられた数字を扱うのが得意な<分析思考>、秩序を求める<規律性>、変化の多い環境に対応できる<アレンジ>、能力をつける過程そのものを愉しめる<学習欲>
こちらの例では、上記を踏まえたうえでの募集要項に関して説明しているが、面接などでも十分有効な質問だった。
また会社はコンピュータ・プログラマだけではないので、「全従業員の<資質プロフィール>をリストにすることだ」と書いてる。
ここまで読んでいると利点があることはわかる。さらに二つのきわだった利点について説明している。
また、プログラマーに対しても共通で必要な資質だが、顧客から高い評価引き出す才能についての発見もあった。こちらはわたしが以前から思っていた認識と同じだった、それは顧客から高い評価がある従業員はマネージャーや同僚からの評価が低くなるということだ。
色んな質問例
顧客への質問、従業員への質問、同僚への質問、マネージャーへの質問におついて例があり、これをもとに個々の従業員のパフォーマンス採点表を作ることが必要と書いてる。
またマネージャーは、「従業員一人ひとりとその人の強みについて話し合うことだ」とあり、その質問の例もある。
確かにこんな話したことなかった。どんなことを聞けばいいか分かったので是非話す機会をつくって話してみたいと思った。
またこうした話し合いの利点も紹介してくれている。
知識経済(ナレッジ・エコノミー)
知識経済の世界とは、専門知識のある従業員と個々の顧客との関係が尊重されることだ。
これはとても重要だと認識していた、今でもマネージャーより従業員の方がくわしいなどということがいくらでも起こっている。それはわたしの業種に限った話ではなく全ての業種に関してそうなっている。
従業員の強みを活かすことが重要
強みを土台にした企業を築くことが大切だ。そのためには従業員の強みを活かすことだ。
わたしは全従業員が好きだ、全ての従業員の強みを活かすことに最大限努力し、人事についても従業員の強みを活かす方向については賛成するし進言もしていこう。