WR250Rのリヤブレーキフルード交換をします。
はっきり言ってWR250Rのリヤブレーキフルード交換はめっちゃ簡単。
オフ車はとてもメンテナンスしやすい車両なので、どんどんチャレンジしてもらいたいです。
その際に、この記事が参考になれば嬉しいです。
目次
メーカー推奨ブレーキフルードと交換時期
- ブレーキ液はDOT-4
- 2年毎に交換
乗らなくても劣化します。
ブレーキが減ってなくても2年毎に交換するようにしましょう。
車両情報
走行距離は約20,000kmのWR250R。
ブレーキパッドもまだまだ残っている
片側ピストンのせいか片減りしてますね。
これだけパッドが残ってるので、ブレーキフルードの量は十分。
約10年ブレーキフルードは交換したことがありません(^^;
色は茶褐色になって終わってます。
ブレーキフルード交換に必要なもの
ブレーキフルード交換に必要なものは
- ブレーキフルード
- ホース
- 空の蓋付きペットボトル
- 8mmのメガネレンチ
となります。
他にもわたしのオススメ品を紹介します。
ブレーキフルード
ブレーキフルードは種類も多いですが、オススメはActiveのブレーキフルードです。
- 量が少ない
- 先が細くて注油しやすい
量は210mlとなります。これでも多いくらいです。
後半でリヤブレーキフルードが抜けた量がありますが、本当に少量しか入っていません。
注ぎ口が小さいので注油しやすい。
ホース(シリンジ付き)
ホースが必要なのですが、ホース単体で購入しても高いので、注射器(シリンジ)付きのものを購入します。
リヤディスクブレーキはフルードの量も少ないので注射器は必要ありませんが、フロントブレーキを交換する時には必要になります。
1mホース付きのキットを購入し、ホースを20cmにカットしてからホースのみ使いました。
ペットボトル
空の蓋付きペットボトルを用意します。
このペットボトルに古いブレーキフルードを入れます。
8mmメガネレンチ
工具はこれだけでいいです。
ペーパータオル
リヤブレーキの本体に巻きつけてブレーキフルード漏れに使ったり、外したダイヤフラムを置いたりするのに使います。
ブレーキフルードがついてしまったタオルは再利用できないので、使い捨て可能なタオルを使います。
グローブ
はっきり言ってリヤブレーキフルードの交換ではそんなに重要ではありません。
しかし、WR250Rってバイク洗車してるだけでも手が傷ついたりしてしまうんです。
WRのみならずバイクのメンテナンスする時にグローブは必需品と言えます。
リヤブレーキフルードの交換
準備
- リヤキャリパーガードを取り外す
- リザーバータンクのネジをゆるめてフタが外せるようにしておく
- キャリパーのゴムキャップを外す
- 8mmメガネをキャリパーのネジに入れる
- キャリパーにホースをつける
- ホースの先をペットボトルに入れる
- リザーバータンクの蓋を外す
リヤキャリパーガードの取り外し
2箇所のネジを取り外します。
リザーバータンクのネジをゆるめる
ホコリ等が入るのが嫌なので、すぐに外せるようにしておくだけで取り外すのは後にします。
ペーパータオルなどでブレーキフルードがついてもいいように養生します。
リヤブレーキキャリパーのゴムキャップを外す
指で簡単に外れます。
8mmのメガネをつけます
この時、メガネの方を使うとレンチが落ちたりすることもありません。
ホースを取り付け、ホースの先をペットボトルにいれる
メガネレンチのところにホースをしっかりいれます。
もう片方の先をペットボトルにいれます。
ブレーキフルードの交換
リザーバータンクの蓋を外して交換作業を開始します。
外したダイヤフラムはゴミがつかないようにしてください。
- ブレーキする
- キャリパーのネジを少しゆるめる
- ブレーキを離す・ブレーキする・ブレーキ離す・ブレーキする
- キャリパーのネジをしめる
- ブレーキフルードが少なくなっていたら継ぎ足す
1番から5番を繰り返し、新しいブレーキフルードがホースに出てきたら一旦終わりです。
この状態で何度もブレーキを繰り返しエア抜きしてください。
泡が出てこなくなったら完了です。
リザーバータンクの蓋を取り付けて、外した部品を取り付けていけば完成です。
500mlのペットボトルに抜けたブレーキフルードの量はたったこれだけでした。
まとめ
WR250Rのブレーキフルード交換はとても簡単。
初心者でも割と簡単な部類に入るブレーキフルード交換です。
用意するものも少ないのでチャレンジしやすい。
リヤブレーキをガンガン使って高温になれば違いは分かるはず。
ブレーキフルードがめっちゃキレイになったのと、安心感がまるで違うので交換した価値ありです。